Kleisli Tripleとモナドの対応
概要
3つ組$ (T,\eta,(-)^*)
3つ組$ (T,\eta,\mu)
見ればわかるように、前2つ$ T,\etaは全く同じものなので、$ (-)^*と$ \muの対応付けができればいい
①クライスリトリプル→モナド
関係$ (-)^*から、自然変換$ \mu:T\circ T\to Tを作る
射の族$ \mu=\{\mathrm{id}^*_{TA}:TTA\to TA|A\in \mathrm{Ob}_\mathscr{A}\}
が自然変換$ \mu:T\circ T\to Tになる
このとき3つ組$ (T,\eta,\mu)はモナドになる
https://gyazo.com/996d56c0fe0e9d305f4e4f92eb7c3e5d
https://gyazo.com/dee07adf4c3ecabfb275fc6a5db7e000
$ (-)^*から$ \etaが導かれるところに着目するmrsekut.icon
この$ \muが自然変換になることを確かめないといけないmrsekut.icon
②モナド→クライスリトリプル
写像$ (-)^*:\mathrm{Hom}_\mathrm{A}(A,TB)\to \mathrm{Hom}_\mathrm{A}(TA,TB)を
$ f^*=\mu_B\circ Tfで定義すると、
$ (T,\mu,(-)^*)はクライスリトリプルになる
参考